パチスロの攻略法に踊らされてしまった男。

 

攻略法に踊らされた男の愚かな体験談をお話しさせていただけませんか……。
ちなみにこの場合の攻略法とは、その昔にあった「サミー筐体のコピー打法」のように台の不具合をついた必ず勝てるという代物のことを指し、解析を頭に入れて立ち回ることとは別物であることをあらかじめお断りしておきます。

パチスロサクラ大戦3を覚えてらっしゃるでしょうか。サミーが発売したART機の1つで、その甘さのゆえにホールから撤去されるという妙な騒動が起きた台でした。さてそんなサクラ大戦3の騒動があった頃、ネット上ではちょっとした騒ぎになっていました。このサクラ大戦3の騒動に関してあることないこと様々な情報が飛び交っていたのですね。
冷静に考えればあり得ないような情報ばかりだったのですが、「もしも本当だったら美味しい話になる」と思い込んでしまった当時の私は友人とさっそく試してみることにしました。
私たちが試してみた情報は2つで、1つは「ART突入リプレイをあえて外す」、もう1つは「通常時にシングル役を取り続ける」というものでした。もうこの時点で説明すらいらないのではないか、と思わなくもないのですが両方とも当然ガセ情報だったのです。
まず「ART突入リプレイをあえて外す」という情報。これは単にARTに入らないだけのことであり、場合によってはせっかくのARTが消滅してしまいます。実際、消滅させました。もう1つの「通常時にシングル役を取り続ける」というもの。サクラ大戦3は通常時にシングル役をこぼすことによって、ART突入の準備段階に入るのわけでそのシングル役を揃え続けるということはチャンスを潰しているだけに過ぎず、これも自ら墓穴を掘っているだけに過ぎなかったのです。

結局2人揃ってそれなりの額を負けてしまいました。さらにこの負けによって調子を崩し、しばらくの間負け続けることになってしまったのです。

1つだけ言い訳をさせてもらうとすれば、昔は本当の攻略法が確かに存在した、ということです。インターネットが普及してからも「初代ゴールドXの変則打ち」のように本物の攻略法はときたま騒がれたものでした。そしてそのような「本物の攻略法」は得てして、ガセとして扱われ鎮静化させられることも少なくなかったのです。なのでサクラ大戦3の一件はチャンスなのではないか、と浅はかに考えてしまったのがこの一連の出来事の発端です。

しかし今ではそんな攻略法が存在するような余地はまずあり得なくなってしまっています。攻略法が生まれる余地は台のシステムの未熟さにあり、ほぼシステムが完成されてしまっている今では期待するだけ無駄というものです。サクラ大戦3も蓋を開けてみれば、ただスペックの甘さに尾ひれがついただけのことでした。
今でもネット上などで人気機種の攻略法などが販売されたりしていますが、そんなものは全くのデタラメです。1円でも情報料支払うだけ無駄でしかありません。私みたいに愚かな思いをするよりかは素直に解析に従って立ち回っておいた方がよいでしょう。

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